プレミアムオフィスとしての期待に応える対応を
私の所属するビルディング事業一部では、中小企業やベンチャーのお客様に向けてプレミアム・ミッドサイズ・オフィスをコンセプトとするPMOシリーズ※を運営しています。私が運営を担当するのは都心エリアの物件8棟と、そこに入居される80社程のテナント様。定期訪問を重ね、不具合時の迅速な対応や継続入居に繋がるサービス提案などを行い、物件の収益を管理しています。
この仕事で重要なのは、プレミアムオフィスとしての期待に応える対応。例えば、IT関連会社のテナント様が、事業成長に伴い手狭になったPMOから大型オフィスへの移転を検討していた時のこと。普通ならすぐに移転先を提案しがちですが、私は同居する子会社様の当社サービスオフィスへの移転を提案しました。子会社様が出ることでテナント様のPMOスペースは増え、子会社様の移転先に付帯する会議室利用サービスがテナント様・子会社様の両方で活用できます。さらにトータルコストも大型ビル移転より抑えられる。単純な移転よりこのスキームの方がお客様の今後の事業活動に貢献できると考えたのです。「菊地さんが担当でよかった」。お客様からいただいた感謝の言葉は忘れられません。
テナント様の事業経営や働き方への貢献を常に考えながら、自らの知見を活かし一歩踏み込んだサービスや施作を提案できること。それがPMO運営担当のやりがいだと感じています。