入社後、現在の中野プロジェクト推進部への配属が決まった時は少し驚きました。
内定時からプレスリリースで、中野区役所・中野サンプラザの街区で行われる再開発事業のことを知って、「こんなことをやるんだ、楽しそうだな」とは思っていたんですが、まさか新入社員の配属はないだろうと思っていたので。なので、社会人1年目ということもあって不安もありながらのスタートでした。
Cross Talk
新入社員の育成と成長を支える
先輩と環境一番そばにいる先輩社員のサポートが
自分らしく成長していくための近道
自分らしく成長していくための近道
野村不動産には、入社後、先輩社員が新入社員をサポートするインストラクター制度がある。インストラクターと新入社員の関係性はどんなものなのか、どんな風に成長していけるのか。新入社員とインストラクターとして仕事に向き合う二人の社員に語り合ってもらった。
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山崎 充徳2019年中途入社
事業創発本部
中野プロジェクト推進部前職のハウスメーカーでは約4年間住宅営業、事業企画を経験。その後、「お客様第一の精神」の基に事業を展開する企業姿勢に共感し入社。入社後、開発企画本部 プロジェクト企画部に配属され、中野プロジェクトの提案の取りまとめを行う。案件取得に伴い、2022年度より現部署に所属し事業推進を担当している。
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佐藤 颯太2022年入社
事業創発本部
中野プロジェクト推進部「街づくりに携わりたい」を軸に就職活動を行い、総合デベロッパーを志望。その中で、インターンシップに参加した際、自分が働く姿がイメージでき、入社後のギャップが最もないと感じた当社に入社した。入社後、研修を経て、現部署に配属され、事業推進を担当している。
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自分をしっかり見てくれる
インストラクターの存在がもたらす安心感
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え、そうだったの? 最初から肝っ玉が座っていて堂々としているなと思っていたけど。部の歓迎会でも全然臆せずコミュニケーションをとってくるし(笑)。
でも徐々に業務に慣れてきて、尖っていたのが、良い意味でまろやかになってきましたね。 -
そんなに尖ってました?(笑)。逆に山崎さんは、穏やかなタイプ。自分とは真逆なタイプだと感じていますが、それがいいなと思っています。
自分が抜け漏れだらけの中、山崎さんが、抜け漏れがなく、一つ一つの業務を着実に終わらせていく姿を見て、近くにいてすごく勉強になります。山崎さんが自分のインストラクターで本当に良かったです。 -
佐藤くんに抜け漏れがある時は、多分、僕の説明不足じゃないかな(苦笑)。中野プロジェクトは、ホール・オフィス・住宅・商業・ホテルなどあらゆるアセットで構成され、地権者様が行政という非常に難易度の高い事業だから、最初から全部を理解するのは相当難しいこと。
だからこそ、その業務にどんな意味があるのか、なぜ今やらなければいけないか、伝えているつもりなんですけど、そこが甘くて伝えきれてないことがあるのだと思います。 -
いえいえ、そんなことないです。でも、事業の難易度の高さは痛感しています。最初に内容が非常に濃密な提案書を見せてもらった瞬間、これは大変だなと思いましたし……。今も常にわからないことだらけです。
いろんなアセットがあって、そこにいろんな法律が絡んできて。わからないことがあればすぐに聞ける山崎さんがそばにいてくれてすごく助かっています。
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オンオフを通じたコミュニケーションで
お互いに言い合える関係性を育む
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佐藤くんの長所は好奇心旺盛でクリエイティブなところ。特に中野に住んでしまったのには驚きました。
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新入社員としてできることは何かと考えた時、とりあえず中野に住んで誰よりも街に詳しくなろうと思ったんです。
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思ってもなかなか行動には移せないよね。すごいと思う。
あと、何か仕事を頼んでも、自分の学生時代の経験とか自分の興味を絡めて、「こういうのはどうですか?」と提案してきてくれるのも頼もしい。提案の良し悪しは一旦置いておいて、自分なりの考えを言ってくれるところに好奇心の強さを感じます。 -
思ったことを、自分の中に置いておくタイプではないんです。山崎さんがそういうことをパッと言える関係性をつくってくれているのがありがたいです。
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言い合いやすい関係性がないと、仕事はうまくいかないよね。新入社員であっても、一個人としてのリスペクトを忘れず、個性や意思を尊重することを心がけていました。また、困っていることがないか頻繁にこちらから聞きに行くようにしていたかな。
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そのおかげで、そのうちに僕の方から山崎さんにうるさいくらいに声をかけるようになりました。
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時間が合えば、一緒にランチに行ったりして、オフの時間を楽しんでいます。日々の細かなコミュニケーションの積み重ねや信頼関係の構築が、仕事の質の向上につながっているよね。
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配属後、早い時期から親密にさせてもらっていて。3ヶ月目には、山崎さんの結婚式に出席させていただきましたが、僕の方から「祝わせてください」とお願いしたんです(笑)。インストラクターとしてお世話になっていますし、仕事以外の部分でもとても良くしてもらっている。ですので、絶対に祝わせてもらいたいなと。
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野村不動産らしさ。それは年齢や経歴関係なく、
それぞれの個性を存分に発揮できること。
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山崎さんに教えられて印象に残っているのは、プロジェクトの関係者が非常に多い中でも、一つ一つ誠実に対応していくことで、信頼関係ができていくということです。
山崎さんから引き継いで僕が担当している業務に関しても、教えられた通り、一つ一つ丁寧に誠実に対応。それにより関係者が僕にいろんな質問をしてくれるようになり、今では信頼を寄せてくれているのを実感しています。 -
入社以来、いろんな面で成長してるよね。特に中野プロジェクトは僕らが代表幹事として進めている事業であるため、どんな小さな業務でも周りを巻き込んで推進していかなければなりません。そんな中、しっかり業務を進められるようになってきたのは大きな成長だと思います。
話は変わりますが、中野プロジェクト推進部全体の雰囲気についてはどう感じていますか? -
仕事中もプライベートも、距離感が程よく、新人として入社してからも、すぐに仲間に入れてもらえたように感じました。
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僕は中途入社ですが、年齢やこれまでの経歴は関係なく、日常のコミュニケーションや会議の時も、忌憚なく意見を言い合える雰囲気があるのがいいですよね。
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野村不動産っぽい人というのはいなくて、それぞれの個性を受け入れながら力を発揮しているのが野村不動産らしさかなと思います。
僕も採用面接の時、何の忖度もなく自由に答えて、自分の色を出した結果、入社できたので、そんな野村不動産らしさに合っていたのかなと思います。 -
なるほど。僕はよくデベロッパーの人らしくないと言われるんですけど(笑)。それでも採用されたことが腑に落ちました。
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ともに難易度の高い再開発事業に挑み、
切磋琢磨しながらキャリアを磨いていく
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今後、佐藤くんには、多くの関係者から「佐藤さんに聞けば解決する」と思われるくらいの人に成長してほしいと思っています。これだけ幅広いアセットのある事業を経験できるなんて、すごく貴重なこと。ぜひ、この経験を存分に活かしてほしいです。
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本当にそうですね。中野の街中で飲んでいても、再開発の話がどこからか聞こえてくるみたいな、そんな街の未来を左右するプロジェクトに携わっているという実感があります。
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本当にその通りだと思う。プロジェクトの影響力の大きさを自分に言い聞かせながら、大変なことも乗り越えています。
ところで、佐藤くんはこの先のキャリアビジョンをどう描いていますか? -
難易度の高い事業の中で学ぶことがたくさんあるのですが、商業からオフィス、住宅など事業が非常に広い分、深さの面が足りてないなと思っていて。次に異動する部署では、一つのアセットを深められればと考えています。
また、いつか地方都市の再開発に携わりたいですね。なかでも自分の出身地の北海道の再開発に携われたらうれしいなあ。山崎さんはどんなキャリアを描いていますか? -
中野プロジェクトはこれから重要なフェーズを迎えるので、実践しながら再開発事業を十分理解することが目下の目標。
その後は、デベロッパーの社員としては、用地取得から商品企画までの一連の業務にも携わりたいと思っています。そして一つのプロジェクトを、先頭に立ってまとめられるような力のある人材を目指していきたいですね。お互いに頑張りましょう。