運営業務をデベロッパーが手掛ける意義
近年、ネット社会の発展とともに各企業のEC事業が拡大し、物流倉庫へのニーズは非常に高まっています。そして同時に、物流施設を開発する企業間の競争激化により、単なる倉庫の床貸しにとどまらない価値あるサービスの提供が求められています。こうした中で私が携わるのは、野村不動産が展開する高機能物流施設Landportの運営業務と新規リーシング業務です。
現在は、埼玉エリアにある5つのLandportを担当。日々の運営業務においては、テナントの皆さまに長くご入居いただくために、お困りごとに対応するととともに、より効率良く物流業務を行っていただくための改善や新しいサービスの提案に取り組んでいます。運営担当はお客様からの要望やクレームを受ける立場で、時にはつらい場面もあります。しかし、それをネガティブにとらえずに「Landportをより良くするための貴重なヒント」として受け止めて、改善すべき課題として社内にフィードバックし速やかに解決を図るのです。
このようにお客様の生の声をすぐにサービスや今後の開発に活かせることこそが、デベロッパー自身が運営業務までを手掛けることの意義だと思っています。