基本的な考え方
野村不動産では、人事ビジョンとして
「挑戦し続けられる人と組織をつくる」を掲げています。
社員一人ひとりが
「まだ見ぬ」領域に挑戦し
続けられる環境と、
社員自身の「成長したい」という意思を
原動力に、
2030年ビジョン
「まだ見ぬ、Life & Time Developerへ」の実現を目指します。
人材育成方針
「まだ見ぬ」領域に挑戦し続けられる環境
野村不動産の育成体系では、社員一人ひとりの自立的な成長を大切にしています。それぞれの強みやキャリア志向を踏まえたローテーションを実施、OJTによる成長を促しながら、体系化された豊富なキャリア・スキル育成プログラムより、一人ひとりの成長をサポートしていきます。
入社後の成長環境
総合デベロッパーである野村不動産には、
再開発・複合開発、住宅、オフィス、
商業、ホテルなどの「多様な事業領域」と、
各領域において用地取得から
企画、建築、営業、管理・運営など
「幅広い職域」があり、
様々な経験を積み、
成長することができます。
幅広いジョブローテーション
新卒社員は様々な部署へ配属
入社後も、本人の強みやキャリアを活かした異動を実施しています。
インストラクター制度
インストラクター制度とは
新入社員1名に対して、先輩社員が「インストラクター」として1名つき、育成サポートを行う制度です。新入社員の目指すべき姿の実現に向け、業務指導はもちろん、社会人としての基礎習得のサポートも行い、新入社員にとって頼れる存在となります。
研修制度
入社後数年間の研修イメージ
若手社員の研修制度
入社後、各年次において体系立てた研修を行っています。約1か月間に及ぶ新入社員導入研修では、充実したプログラムを実施いたします。幅広い研修を実施することで、社会人としての心構えや基礎知識の習得、また、会社理解も深めることができ、配属後も活躍できるような環境を整えています。
長期的な成長を支える育成プログラム
各階層で必要となる能力獲得のため、必要なスキル・知識習得機会を創出するプログラムを実施。
自発的な成長を支える制度
特徴的な制度
海外派遣、一級建築士、MBA・MOT(大学院)派遣、NEXPLORER
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海外派遣
グローバル人材育成を強化するための海外派遣研修制度である「ABL(アジアビジネスリーダー人材育成プロジェクト)」。他にも海外留学にて語学力を伸ばすプログラムがございます。
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一級建築士
毎年開催の一級建築士取得支援プログラムは会社が費用を全額補助。また、合格者への費用補助制度があり、現在では200名以上の一級建築士が当社には在籍しています。
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MBA・MOT(大学院)派遣
新たな価値の創造や、変革を決断・実践できる次世代の経営人材を育成するため、国内大学院(MBA・MOT)への留学型研修の参加者を公募する制度です。
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NEXPLORER
イノベーション推進プログラム「NEXPLORER」。イノベーション人材育成を主な目的とした「学習プログラム」と当社が今後進むべき新領域の探索を行う「新領域探索プログラム」の2つを実施しています。
インタビュー
特徴的な制度の利用者インタビュー
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月足 渓太海外事業本部 海外事業三部2017年入社-主な利用制度-
- #ABL
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上田 陽太開発企画本部 建築企画部2018年入社-主な利用制度-
- #一級建築士
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山﨑 ゆりこ住宅事業本部 企画室2015年入社-主な利用制度-
- #国内MBA派遣
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中北 良佑賃貸住宅事業部2010年入社-主な利用制度-
- #NEXPLORER
その他の自己研鑽
その他資格取得支援・自己研鑽プログラム
社員一人一人が自身の目標に挑戦できるように、野村不動産では様々な資格取得支援・自己研鑽プログラムをご用意しています。
2017年入社
- #ABL
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Q.その研修制度・資格取得の利用が決まった当時の気持ちを教えてください。企業に勤めながらもこれ以上ない自己研鑽の機会をいただけて、非常に楽しみでした。しかし一方で、これまで培ってきた用地取得での経験や、人脈などが全てリセットされる環境であり、英語力にも自信がなかったため、「期待半分、不安半分」というのが正直な印象でした。
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Q.その研修制度・資格取得では、どのような経験をされましたか?約半年間、文化や言語が違う現地の方々に交じり、現地企業(ベトナム)のインターン生として過ごしました。特に印象深かったのは、見ず知らずの日本人である私に対し、インターン先の企業の方々が毎日、母国語ではない英語を使って精一杯伝わるようにコミュニケーションを取るなど、一緒に働く仲間として受け入れてくださったこと。現地の方々も日々の業務で忙しい中、日本とは一味違った人々の温かみを感じ、「ローカル企業の一員として内側から」その国の文化や人柄を学ぶ貴重な体験ができました。
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Q.その研修制度・資格取得を通じて、どのような変化・成長がありましたか?日頃の業務ではどうしても専門知識の習得に専念してしまいがちですが、ABLでは語学はもちろん、一般的な事業の仕組みやアジアを取り巻く最新のビジネスのトレンドなど、非常に広範囲の知識や価値観に触れることができました。ABLに参加する前と比較すると、それぞれの宗教感、人生観、商慣習などをあらかじめ、可能な限り理解する事を心がけるようになったと思います。
2018年入社
- #一級建築士
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Q.その研修制度・資格取得の利用が決まった当時の気持ちを教えてください。入社以来、部署の異動は複数回ありましたが、一貫して再開発の業務を担当してきたました。開発担当であっても建築担当であっても担当物件の事業を推進していく中で、自分がやりたいデザインを実現したり、施設計画を合理化して事業性を高めていくためには、建築の知識が必要だと感じたのがきっかけです。また、会社も一級建築士の取得を推奨しており、取得を支援するために講習会の開催や金銭的援助などのサポート体制が充実していることもチャレンジしようとしたきっかけの一因となりました。
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Q.その研修制度・資格取得に関して、当社のサポート体制はどのようなものでしたか?サポート体制は間違いなく充実していると思います。一級建築士は学習範囲が広く、学科試験・製図試験と2つの試験に合格しなければいけません。特に製図試験は独学で勉強することが難しく、受験生のほとんどが資格学校に通いますがその学費も安くはありません。しかし当社では、資格学校の費用一部負担や合格時の祝金などのサポートがあったので、金銭面の心配をせず集中して受験勉強に取り組むことができました。また、普段の業務においても、平日に講習会がある日や試験1週間前などには積極的に有給を取得するように進めてくれました。会社としてものづくりにこだわり、一級建築士を増やしていこうと考えているのでサポートが充実しているのだと思います。
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Q.その研修制度・資格取得では、どのような経験をされましたか?総合デベロッパーとして仕事していると設計の打合せや行政協議の中で、建築基準法や都市計画法などの専門知識が必要となる場面が多くあります。資格の勉強をするまでは、打合せの中で専門用語が飛び交って会話のスピードについていけないことや、一定程度の基礎知識がないと理解出来ない話が展開され、打合せについていくのに必死でした。ですが、資格の勉強を一通りしてからは、自分の中で引き出しも増えたこともあり、その場で話を理解し適切な回答ができたり、知識を応用して解決策を提示できる機会が増えました。知識がついていることを実感し、自分自身の自信にもつながることから、本当に良かったと感じております。
2015年入社
- #国内MBA派遣
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Q.その研修制度・資格取得の利用が決まった当時の気持ちを教えてください。住宅営業部に数年間従事し、仲間にも恵まれ、充実した日々を過ごしていました。一方でこれから自分はどういうキャリアを歩んでいくんだろうと漠然と不安に感じていた時期でもありましたので、MBAへのチャレンジは、自分の視野を広げられる良いチャンスになると思いました。
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Q.その研修制度・資格取得では、どのような経験をされましたか?私は、1年間出向扱いで国内MBAに派遣される制度を利用しました。経営戦略や人材組織、財務会計、マーケティングなど、企業経営で必要な知識を中心に講義を受けました。講義ごとに予習、復習、課題があり、想像以上にハードではありましたが、日々新しい発見がありとても刺激的な経験となりました。また、講義をともに受ける学生は基本的に社会経験を積んだ方々ばかりでしたので、多様なバックグラウンドを持つ学友から、自分にはなかった仕事への考えや人生観を教えてもらいました。教室以外での深い学びや切磋琢磨し合える仲間ができ、人生においての宝を得られたと思います。
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Q.その研修制度・資格取得を通じて、どのような変化・成長がありましたか?講義や仲間との交流を経て自分の仕事だけでなく、社内社外と様々なことに興味関心を持つようになり、以前に比べて、世界が広がったと感じています。また、以前は自分の目の前の仕事ばかりに集中しており、仕事そのものが目的化してしまっていたように感じます。この1年を通して仕事は自分の人生をよりよくするための一つの手段であるということを仲間から気づかされ、「自分は一体何がしたいのか、どういう人生にしたいのか」をよく考えるようになりました。何がしたいのかを考えるだけでなく、少しでも興味関心があればやってみようという心意気になったのも、自分にとっては良い変化だったと思っています。
2010年入社
- #NEXPLORER
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Q.その研修制度・資格取得の利用が決まった当時の気持ちを教えてください。担当業務のプロジェクト推進や業務改善については、キャリアを積み重ねる中で役割を果たせるようになりましたが、上席や顧客から「何か新しいことを」と求められた際に、どう着手してどう進めていくかが非常に難しいと感じていました。この苦手意識を克服するきっかけとして、新規事業創発の検討を行う、NEXPLORERの制度にチャレンジしました。
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Q.その研修制度・資格取得では、どのような経験をされましたか?顧客のヒアリングからニーズを見つけ、収益性やリスクを勘案しながらゼロから事業を作っていく経験をしました。「新規事業」という言葉はどこかキラキラしていますが、商品企画から営業、法務や事業収支など、検討段階では全てをチームで担っていくので、その幅広さが楽しいときもあれば、率直にその量と難しさに目が回るときもありました。年単位の検討時間をかけたモノが完成し、それを顧客がご利用いただき、思い描いた使い方をして頂けているのを見た時、とても嬉しかったのを覚えています。
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Q.その研修制度・資格取得を通じて、どのような変化・成長がありましたか?日常の業務に集中していると、どうしても、半期にどういう目標を達成するかということのみにフォーカスしてしまいますが、NEXPLORERを通じて業務の幅でも深さでも広く担当や経験をしたことで、事業に臨む視野が広がったと感じています。また、何よりも一緒に活動するメンバーや講師として登壇する現場社員・役職者の常に顧客目線で考える姿勢、どんな状況でも前向きに取り組み続けるマインドに強く影響を受けました。