再開発プロジェクトから商業施設運営まで担い、多彩なスキル・ノウハウを獲得
「型にはまらない事業をやってみたい」「自分がやったことがないものを手掛けたい」と思っていた私にとって、商業事業への配属は手探り感満載の新たなチャレンジばかりで願ってもない異動でした。
異動後すぐに担当したのは、再開発プロジェクトのコンペに向けた提案書作成。右も左もわからない中、これまでの経験を踏まえて自分ができることを探し、かつ、先輩や周りの方々から学びつつ、必死で作成しました。ハードな日々でしたが、おかげで、商業事業の企画では、どのような社外関係者の方々がいて、どのように話をしながら進めていくのか。また、社内においても、誰にどのような説明をしていくのか、といった一連のノウハウを学びとることができました。
一方で並行して任されたのは、開業日を間近に控えた大型商業施設のSOCOLA南行徳※の開業準備です。苦労したのは、開業2週間前に現地で日々の運営を担う野村不動産コマースの方々と打ち合わせをした際、開業後のオペレーションで決まってないことが多々あったこと。例えば、開業日当日に予想される長い行列をいかに並ばせるか、どのドアをどんな順番で開けていくか……。開業前後2週間ほど現地で張り付いて、オペレーションを色々試しては修正し、試行錯誤を繰り返しました。開業は傍目には華やかに見えますが、私たちが実際にやることは地道です。しかし、その地道な努力こそが、お客様に喜ばれる商業施設づくりにつながるのだと痛感しました。
※SOCOLA(ソコラ):野村不動産が手掛ける地域密着型商業施設ブランド