Episode 02
互いに競い合うのでなく、
助け合うことで
お客様に役立とうとする
風土がある
大東 梨乃
住宅事業本部 住宅営業二部
2019年入社

就活時に社員訪問や採用面接を通して先輩社員たちと話をする中で、「誰もが自社の商品への自信、自身の仕事へのこだわりを持って働いている」と感じて、野村不動産に魅かれた。入社後は、分譲マンションブランド「プラウド」の営業を担当。千葉県船橋、埼玉県志木等の物件を経験した後に、プラウド練馬中村橋マークスでは営業チーフを務めて全戸完売に貢献した。

※所属部署はインタビュー取材当時のものになります。

「売る側」と「買う側」の立場を越えて、お客様に誠実であること

私は入社以来、野村不動産の分譲マンションブランド「プラウド」の販売に携わっています。宅配のチラシやインターネットの広告を目にして「プラウド」に興味を持ち、ギャラリーへお越しいただいたお客様に、物件の魅力を伝えご契約をいただき、完売させることが私の仕事です。現在は、池袋にあるギャラリーを拠点にした販売チームのリーダーとして、自分が担当するお客様への対応と、メンバーの営業活動へのサポートやアドバイスを行っています。

マンションを販売するために求められるのは、自分の物件を好きになること。それから自分も知らない街にある物件を扱うことも多いので、その街をよく知ることも必要です。実際に暮らす人になったつもりで街を歩いてみて、「ここは坂道になっているんだ」「おいしそうなお店があるな」と周辺環境をリサーチします。もちろん物件自体についても、部屋の日当りや眺望を自分の身をもって確認し、お客様への説明に役立てます。

お客様と向き合う時に私が大切にしているのは、誠実であること。「売る側」と「買う側」の立場を越えて、良いことも悪いことも素直に伝えることが、信頼となり購入につながると信じています。

「お客様の人生を手伝ってあげたい」という思いを持って

先日まで関わっていた「プラウド練馬中村橋マークス」では、様々なお客様との印象的な出会いがありました。あるファミリーのお客様には、自然環境や買物環境の良さに加えて、「子育て世代が多い街ですから、お子さんにたくさん友だちができますよ」とアピールすることで、物件への関心をさらに高めてもらうことができました。

また、賃貸で住み続けるか、新たに購入をするかを迷いながらギャラリーにお越しいただいたお客様にも、満足のゆく対応ができました。その方には、住居としての質の高さに加えて、ランドマーク性の高い場所に立つ当物件の資産価値をお伝えすることで、賃貸から購入へと考えを変えていただくことができました。このように自分で考えた物件の魅力がお客様に伝わると、嬉しく感じます。またお客様の人生に関わることができる点も、この仕事の大きなやりがいです。「プラウド練馬中村橋マークス」では、ご結婚を控えたお客様にご契約いただき、お二人の初めての大きな決断に自分が立ち会ったことにとても感激しました。

「お客様に大きな買物をしていただくマンションの販売業務は、難しい」というイメージがあるかもしれません。しかし説明したり説得したりすることが得意でなくても大丈夫です。私は今までの経験から「お客様の人生の大きな決断をするお手伝いをしたい」という思いがあれば、それは必ず相手に伝わり、信頼をしていただけるようになると思っています。

みんながチームプレーでお客様に貢献する風土

野村不動産の営業の特徴は、個人プレーよりチームプレーが重視されることです。私自身はチームみんなで全戸の完売を目指すことを強く意識して働いていますし、周囲にも同じ感覚の方が多いような気がしています。

普段の働く様子を見てもメンバー同士が、「どんなお客様とどんな商談をしているか」を共有し、それぞれの商談でネックになっている部分を乗り越えていくための方法を熱心に話し合っています。個人個人が競争するのではなく、互いに助け合うことでチームとしてお客様に貢献することで成果を出そうという企業文化があるのです。

また、お客様に貢献したいという考え方は、企業文化だけでなく当社の組織体制にも表れています。お客様に一番近い営業担当者が、プロジェクトチームミーティングを通してマンションづくりに関わることができるのは野村不動産ならではの強みだと思います。自分のアイデアが反映された商品を販売できる環境に恵まれて、私は今、就活の時に魅かれた「自社の商品に誇りを持って働く姿」に確実に近づくことができています。